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ネイチャーインタフェイス > この号 No.04 の目次 > P104-105 [English]

環境プランナー


環境プランナー

誌上講座

環境プランナー環境貢献への参加――会計人の使命から成果へ――

会計EXPO2001特別研修フォーラム「国連ボランティア計画」後援セミナーより

環境アリーナ研究機構理事長・税理士 江間泰穂(二〇〇一年七月二四日)

「会計人の使命から成果へ」とありますが、企業、NPO、大学全ての使命を結びつけるのが環境というキーワードだと思います。

 使命は簡潔、かつ明快でなくてはいけません。会計人は環境に何ができるのでしょう? 循環型社会のその循環の中に会計人の役割はあるのでしょうか。

 新しい社会の循環の中で、ちゃんとした役割を果たして尊敬され、ご自分も充実感をもち、職業として、各企業が生き残ろうとしているなかで、会計人も生き残っていただきたいのです。

変化する過程の大学、推進するNPO

 会計人の環境における立場でのことですが、今年六月に東京大学大学院環境学科で会計人として税理士である私と、中央青山監査法人の小池さんが講師として環境の講座を開きました。どのようにしてこうした状況が生まれてきたのか、これこそ会計人が環境に携わるひとつの証明として皆様に知っていただきたいと思います。

 私は東大に行ってみて、大学が変化の過程にあることを感じました。どんどん制度も変わっているし、大学を中心としてNPOが作られ、私も現在、東大をベースとしたNPOの財務税理士をしておりますが、大学はNPOを通じて外部の産業と接触し、あるいは環境、先進テクノロジーを世に送り出そうという動きをまさにやっております。

 そんな中で、環境学科というのはとても面白みがありました。つまり、こうやって会計人が入ったり法律家がいたり経済専門家がいたり、もちろん立派な科学者や技術者がいたり、本当に広範な人たちが全部いっしょにいるんですね。

 環境というのは、それだけ今、特別な意味と範囲の広さがあるということなんです。

「環境プランナー養成講座」の意味

 皆様方のひとつひとつの専門性が環境をコンセプトに繋がっていくという意味でパイオニア的な試みである環境プランナー養成講座は、たいへんに面白みがあると同時に大きな意味を持っています。そして、ついにこの秋からは東大のNPOを中心にして、丸の内にてビジネススクールの形態で「環境プランナー養成講座」を開くわけです。これも大学の知を社会の中で再構築していく試みで、ある意味では挑戦です。

 また、これも一つの例として確定している「法政大学エクステンション・カレッジ」が秋から開講になります。公開講座です。ここには、環境会計、ならびにリサイクル法で実際に実務専門的知識を成果に結びつける可能性がある会計人を講師として迎えるので、とても各大学は期待をしております。

 これから、大学にどんどん環境学科ができていくことでしょう。ただし問題なのは、そのための会計関連の講師の陣容が、あまりに少ないのです。それに近い研究をしていた大学の研究者はもちろんおられましたけれども、今後の学生は、社会に出て役立つことを大学で学びたいのです。より学ぶために大学院に行きたいのです。

人材の育成を!

 実務家である会計人の方々をはじめ、いちど社会に出た各分野の専門家の講師の方がとても求められております。そういった主旨で行われるのが「法政大学エクステンション・カレッジ」なんですね。環境プランナーの基礎講座をやるんですが、事業者向けの環境実践実務の講座なんです。

 環境プランナーというのは企業経営にとってはISO14000だけではなくて、リサイクル、環境会計あるいは情報公開のための環境報告書など実にさまざまな対応をしなければならない、これをこなす人材がとても重要になってきています。

 今年は環境報告書発行企業が実に十二倍ですよ。この倍率が増えていって、どんどん発行企業が増えていったら、どうなるんです? 人材の育成が本当に急務になってきています。

 事業リスクは、上場しているところほど環境評価の低評価が株価の混迷に即つながります。資産価値評価減リスクには土壌汚染もあるのですが、土地の流動化が引き金になって現実の実務では銀行の方もかなりこれを見ております。環境に対する対応をきちんとやっているところはエコファンド等の例のごとく、どんどん株を買ってくれるという現実があるわけです。

 だんだん企業が知らない間に、環境関連のルールに包囲されてもうアリの出るすき間もないという状態に私には思えますが、各企業はあまり自覚していないかもしれません。しかし、法律というのは確実に効いてくるんですね。循環型社会の関係法が全て出揃った。これは、企業つまり供給側の拡大製造者責任の枠ですけれども供給側にとってはもうがんじがらめです。施行がちょっとずれたりしていますから、まだ実感がわかないかもしれませんが、今各企業の担当者は必死で勉強して実際の対応に苦慮しています。

 いま、日本は、いや世界は環境をコンセプトに大きく変わろうとしています。社会が、企業が、大学が、またそれぞれの専門家達すらもです。新しい社会にどうしても必要な人材を輩出するため、会計人の立場からもどんどん支援・参画していこうじゃないですか。

環境プランナー養成講座の開講について

 最近の企業の評価では環境に関しての項目の調査が益々重視されるようになり、環境への対応は企業経営にとって不可避かつ重要な課題となっています。規制緩和の時代とはいえ、環境に関する規制はより強化され、その理解と対応に追われているのが現状であり、激しい競争の中で企業がサスティナブルに発展してゆくためには、環境経営の実務を推進するための組織の構築及び人材育成が急務とされます。またその成果を積み重ねることこそ、企業活動のアカウンタビリティを確立する最善最短の方法であります。

 当講座は図で示すよう基礎講座・基礎演習(スクーリング)を経て環境プランナーを養成することが目的であります。これは環境プランナーER、環境プランナーEROを目指す上での重要な基礎となるものであると同時に、組織の環境会計、環境設計または製造設計部門に携わる方々にとっての必須の基礎知識を涵養するためのカリキュラムです。環境に関するより実践的な知識を得ることにより、業務拡張を目指す一方、企業内の各部門における環境対策担当者がより効果的な環境経営の推進を実現することが可能になります。

 当教育カリキュラムはウェアラブル環境情報ネット推進機構理事長の板生清氏(東京大学教授)の監修によるものであります。

開催日と講師(予定)

(1)基礎講座

10/1(月)

13:15〜15:00 「環境経営論」

         海野みづえ(創コンサルティング代表取締役)

15:15〜17:00 「環境リスク」長崎晋也(東京大学助教授)

10/2(火)

13:15〜15:00 「地球環境保全学」

         福岡克也(地球環境財団理事長)

15:15〜17:00 「環境会計論」江間泰穂(江間会計事務所所長)

10/3(水)

13:15〜15:00 「環境マネジメントシステム」

         園部浩一郎(テクノファ常務取締役)

15:15〜17:00 「運輸エネルギー論」

         大和裕幸(東大教授)

10/5(金)

13:15〜15:00 「ディスアセンブリ工学」須賀唯知(東京大学教授)

15:15〜17:00 「ライフサイクルアセスメント」

         平林良人(テクノファ社長)

(2)スクーリング

10/11(木)

99:30〜12:00 基礎演習「環境問題と環境マネジメントシステム」

13:00〜17:00 基礎演習「環境関連法規」

       基礎演習「環境リスクマネジメント」

10/12(金)

99:30〜12:00 基礎演習「環境会計」

13:00〜15:15 基礎演習「環境報告書」       

             基礎演習「環境経営」

(3)修了試験

10/12(金)

15:30-17:00   修了試験

場所:新丸コンファレンススクエア内コンファレンスルーム02

〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-5-1新丸ビル

(東京駅丸の内北口正面 徒歩3分) 

TEL:03-3287-5922 FAX:03-3287-5925 http://www.scs.mec.co.jp

受講料:合計 15万円

 (WINの会の個人会員・法人会員の方は14万円となります)

お問い合わせ先:NPO法人ウェアラブル環境情報ネット推進機構(WINの会)

TEL:03-5803-9569 FAX:03-5803-9234 

E-mail:admin@npowin.org

担当 中山 藤井

場所:新丸コンファレンススクエア内

   コンファレンスルーム02

〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-5-1新丸ビル

(東京駅丸の内北口正面 徒歩3分) 

TEL:03-3287-5922 FAX:03-3287-5925 http://www.scs.mec.co.jp

受講料:合計 15万円

 (WINの会の個人会員・法人会員の方は14万円となります)

お問い合わせ先:NPO法人ウェアラブル環境情報ネット推進機構

 (WINの会)

TEL:03-5803-9569 FAX:03-5803-9234 

E-mail:admin@npowin.org

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