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| ネイチャーインタフェイス > この号 No.05 の目次 > P42-43 | [English] |
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パソコンとデータ交換をして、潜水データを記録&管理できる!! 〜初心者からインストラクターまで、ダイバーにとって役立つ機能〜
ダイブコンピュータの機能が凝縮された 『プロマスター サイバーアクアランド』
世界中のダイバーが愛用している『ダイバーアクアランド』が登場して約7年。 その機能をさらに進化させたのが、 今回紹介する『プロマスター サイバーアクアランド』だ。 開発責任者であるシチズン時計生産本部・時計開発部・NW開発課課長 木原啓之課長に 『プロマスター サイバーアクアランド』の新機能、充実機能を取材した。
――まず”ダイブコンピュータ“という点から『プロマスター サイバーアクアランド』(以下、サイバーアクアランド)を説明していただけますか。 木原|このサイバーアクアランドの最も大きな特徴は、非常に高い処理能力をもつCPUを、このように時計の大きさまで小さくし搭載したことです。これから説明しますが、その結果、さまざまな機能を実現することができたんです。”ダイブコンピュータウォッチ“という、時計型コンピュータの新しい分野の幕開けといった感じですね。 ――今回のサイバーアクアランド開発に至るプロセスの中で印象に残る開発秘話というか、苦労話などあればお聞かせください。 木原|九四年に発売された『ハイパーアクアランド』の開発にも、私が関わっていたのですが、今回のサイバーアクアランド発売まで約七年あったわけです。その間、前作である『ハイパーアクアランド』を使用しているダイバーの方々に、モニターを幾度もとりました。その結果、新しい機能を装備。そのひとつがフルドットマトリクス画面でしょう。通常使用でも、水中でも見やすいように画像、イラストや文字の大きさを使用するシーンごとに見やすい配置や大きさに設定してあります。そして誕生したのが『プロマスター サイバーアクアランド』というわけです。 ――その最大の特徴は? 木原|まずあげられるのが、パソコンとサイバー アクアランド間、そしてサイバーアクアランド同士の双方向データ交換が可能なことでしょう。 パソコンとのデータ交換は、赤外線通信あるいは付属のコミュニケーションユニットとUSBケーブルを使って行うわけですが、潜水年月日、潜水開始時刻、潜水時間といった「ログデータ(潜水データ)」や水深、水温の時系列データである「潜水プロフィールデータ」をダイビング時に測定・記録し、ダイビング終了時にパソコンへ転送できます。 複数の人のデータをパソコン上で管理できログデータの加工・編集ができるため、例えばインストラクターが数人分のデータを管理し、数日間のダイビング実習の指導に役立てたりと、スポーツダイビングをする人にとっては非常に便利ですね。 またデジカメで撮影した画像データやビデオのデータも登録可能。その機能を利用して、自分の撮影した海面下の風景を記録し、ログデータとあわせて編集し、ユーザーオリジナルのダイブ日記やトラベル日記を作成できます。しかもHTML形式のファイルを作成可能ですから、ダイバー仲間のホームページを立ちあげて情報交換といったコミュニティ作りにも役立ちます。 時計の各種設定、例えばアラーム設定や記念日設定、トラベルタイム設定、デスティネーションタイマー(目的の都市名と到着時間を設定すると到着までの残時間を計測、+−一〇〇時間)の設定などをサイバーアクアランドからパソコン上に読み込み、設定の変更や時計に表示するグラフィック表示の指定が出来ます。時計上で各種設定をせずともパソコンで各種設定変更が簡単にできるというわけです。サイバーアクアランドとパソコンとの通信は、赤外線もしくはコミュニケーションユニットを使ったUSBで可能です。 そして赤外線で行うサイバーアクアランド同士の通信ですが、時刻合わせ、アラーム合わせ、ダイブアラーム設定などができ、パーティーで潜水をするときなどに効果を発揮します。また赤外線通信では、シチズン時計、セイコーインスツルメンツ、カシオ計算機、NTT、リンクエボリューションの五社で規格策定し二○○○年一月にIrDAの標準規格となったIrWW(IrDA for Wrist Watch:腕時計用赤外線通信規格)を採用しているので対応機種との通信も可能です。 ――最後にマニュアルにはない、開発者から見た特徴をそっと教えてください。 木原|ひとつは、ライト専用ボタンを独立させたこと。これはダイバーが実際に潜水した経験から生まれたアイデアです。もうひとつが電源を充電式にした点。そして、乾電池から充電できる。これで長期のダイビング遠征などでも電池切れを気にせず利用できます。
今回、ダイブコンピュータウォッチ『プロマスター サイバーアクアランド』を開発して痛感していることは、環境情報を―例えば今回は潜水情報でしたが―収集するのは、時計が最も優れているのではないかということです。パソコンと情報交換しながら入力のしにくさも解消できます。ウェアラブルという点では、フィールドに行ってはじめて収集できる環境情報に対してこれからも様々なコンピュータウォッチが登場するでしょう。
ダイビングのログやプロフィールデータを編集し、自分だけのダイビング記録を作ったり、そのダイビング記録をホームページにすることができます。
生産本部 時計開発部 NW開発課長 木原啓之さん
時間精度 メーカー保証 電源 フル充電からの駆動時間 水深計測範囲 付加機能
附属品
メーカー希望小売価格
平均月差±20秒 1年間 単3電池4本による外部充電式 約1ヵ月(30分潜水を週2回行った場合) 1m〜80m 200m防水機能(ISO適合)および各種アラーム、クロノグラフ、タイマー、トラベルタイム等 コミュニケーションユニット、USBケーブル(1本)、アプリケーションソフト(CD‐ROM)、アルカリ単3電池ほか 100,000円(税抜き)
スポーツダイビングにはうれしい、ダイブコンピュータ機能
●水深計/ダイバーが潜水すると自動的に計測を開始。潜水中は常に現在深度を1秒ごとに計測・表示する。 ●最大潜水深度メモリー/ダイビング中に達した最深の深さを記録。 ●ログデータ表示/ダイビング中に時計が自動的に記録したログデータを(最大100本まで記録可能)表示。 ●体内残留窒素量計算/減圧演算アルゴリズムにカナダDCIEMの演算方式を採用。潜水時の深度、潜水時間、前回潜水の履歴等をもとに体内の残留窒素量を自動計測。 ●限界深度超過警告/限界深度40mを超えると、限界深度超過エラーとなり、現在深度が点滅し、アラームが鳴る。 ●サーフェスモード/ダイビング終了時からの経過時間(水面休憩時間)と飛行機搭乗禁止時間を表示。 ●浮上速度警告アラーム/浮上速度が18m/分相当以上になると、浮上速度警告アラームが鳴り、警告のイラストを表示。 ●異常深度警告/1秒間で4m以上の急激な深度変化があると、異常深度とみなし、警告を表示。 ●減圧潜水警告/無減圧限界時間を超えて減圧潜水になったとき、アラームが鳴り、画面に減圧停止指示を表示。 ●減圧停止/減圧潜水警告の減圧指示に従い、減圧停止の間は停止深度に対する現在深度をグラフ表示。 ●ダイビングアラーム/深度アラームと潜水時間アラームがあり、設定された深度・時間になるとアラーム音で警告。
SELボタン
赤外線送受信部 表示画面 (フルドット表示) SETボタン
水感知センサー (データ転送用 端子ピン)
充電用 端子ピン
SUB-Mボタン
ELライトボタン
MODEボタン
圧力センサー
report ●●●
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