NATUREINTERFACE.COM
ネイチャーインタフェイス株式会社 info@natureinterface.co.jp TEL:03-5222-3583
ネイチャーインタフェイス > この号 No.06 の目次 > P66-67 [English]

NI Report 世界の生き物 -- 秋濱 友也
















秘境アマゾンは遺伝資源の宝庫だ

アマゾン川はブラジルに代表されるが、ペルーのアンデス山脈を源として約6,000 kmを流れ、

その流域は8か国におよび南米大陸の1/3の面積を占める。

南米一の魚類博物館を目指して

八神鉄彦[青年海外協力隊員] /秋濱友也[アグリバイオ研究所]

ボリビア国トリニダ市のベニ技術大学附属水産資源センターで、養殖と博物館管理を手伝う八神隊員の報告である。

アマゾン川の魚は2,000種以上といわれるが、カラシン類(ピラニアを含む)とナマズ類が大部分を占める。

博物館には標本瓶1,000本、種の数にして400種が展示されている。

博物館全景。

飛行機から見るマモレ川。

雄大な流れが続くアマゾンの支流。

国外からの訪問者に説明する所長。

トリニダは観光地としても有名で、

海外からの訪問者も多い。

ボリビアのナマズ目の最大種ビライーバ。

南米にはナマズ目の半数以上の種が生息する。

体重99キロ、体長約2メートル。

アマゾンを代表する魚、ピラニア。

身は癖がなくおいしい。

調査で捕獲したPacu17キロをもつ八神隊員。

この魚は最大25キロまでの報告がある。

アマゾン薬用植物誌

渡辺高志[北里大学] /秋濱友也[アグリバイオ研究所]

秘境アマゾン川の流域は人類に残された唯一の遺伝資源の宝庫だ。とくに有用植物としての生薬類も多く、

約1,000種について調査をおこなった。機会あるごとに少しずつ報告する予定である。

アマゾン河口のVer-O-Peso薬草市場。

木製のカノア(カヌー)で釣りをする人。

伯名:TAPEREBA[タペレバ]

テリハタマゴノキ(別名:モンビンノキ)

学名:Spondias lulea L.

科名:ウルシ科 Anacardiaceae

さかんに葉を茂らせ、成長の早い高木で12mを軽く越す。

乾季には葉数の半分が落葉してしまう。

果実は甘く、そのまま食べたり、ジャムやゼリーなどに利用する。

伯名:MUTAMBA[ムタンバ]

グァゾマ・ウルミフォリア

学名:Guazoma ulmifolia Lam.

科名:アオギリ科 Steculiaceae

山林の低地に生息する

高さ15〜20mの亜高木(左)。

白色の材は家具などに、

丈夫な樹皮の繊維は網に利用される。

民間では、葉(右)をもんで

抜け毛やキズの薬に利用する。

樹皮のシロップは

セキ止めなどに用いられる。

伯名:SUCUUBA[スクーウバ]

ヒマタントゥス・スクーバ

学名:Himatanthus sucuuba(Spruce) Woodson.

科名:キョウチクトウ科 Apocynaceae

森林内に生育する高さ20mの高木(上)。

幹を傷つけると、おびただしく乳液が流れる。

樹皮からとれる乳液をリューマチ、

胃炎、傷薬などに用いる。

また皮を煎じてお茶にする。

下の写真は葉で、先端の枝を

切り落したところ螺旋状に

葉がついている。

伯名:SUCURIJU[スクリジュ]

ミカニア・フミリフォーリア

学名:Mikania humilifolia DC.

科名:キク科 Compositae

林縁部や2次林などに生える

つる性の低木。全体に芳香があり、

生の葉をつぶして傷薬や

膏薬などに利用する。

煎じたものは肝炎や

皮膚病の薬にする。

伯名:CATAUARI[カタウアリー]

クラタエバ・ベンタミイ

学名:Crataeva benthamii Eichl.

科名:フウチョウソウ科 Capparaceae

高さ4〜6mになる亜高木。

花は黄色で花期は9〜10月。

おしべは花びらの数倍の長さがある。

民間では、樹皮に少しの水と

塩を加えて粉末にしたものを、

ヘビにかまれたときに塗る。

(有)アグリバイオ研究所

206-0011

東京都多摩市関戸1-1-5 ザ・スクエアA310

TEL&FAX042-372-5365

NATUREINTERFACE.COM
ネイチャーインタフェイス株式会社 info@natureinterface.co.jp TEL:03-5222-3583
-- 当サイトの参照は無料ですが内容はフリーテキストではありません。無断コピー無断転載は違法行為となりますのでご注意ください
-- 無断コピー無断転載するのではなく当サイトをご参照いただくことは歓迎です。リンクなどで当サイトをご紹介いただけると幸いです
HTML by i16 2018/06/20