NATUREINTERFACE.COM
ネイチャーインタフェイス株式会社 info@natureinterface.co.jp TEL:03-5222-3583
ネイチャーインタフェイス > この号 No.09 の目次 > P92_93 [English]

環境プラナ―誌上講座




(P92-93)

 地球環境への関心が高まり、環境への配慮が企業を評価する指標のひとつになりつつある現在、

環境問題に関する企業内リーダー、コンサルタントとなる環境プランナーの養成が急務となっている。

そういった人材を養成するための講座「環境プランナー基礎コース」が、株式会社テクノファの協力のもと、

ネイチャーインタフェイス社主催、NPO法人ウェアラブル環境情報ネット推進機構(WIN)の後援で

開講されているが、環境プランナーという資格自体がまだ一般に認知されていないのが現状だ。

 今回は昨年の「第1回環境プランナー基礎コース」を修了した3名の方に、

環境プランナー認定試験に合格しての感想をお聞かせいただいた。

環境プランナー誌上講座

「環境プランナー基礎コース」修了1期生に聞く

guidance for Environmental Planner

環境問題の 語り部 として

三原紀久惠さん(税理士・行政書士)

 昨年七月におこなわれた「会計エキスポ」で「環境会計セミナー」(講師はNPO環境アリーナ研究機構理事長・江間泰穂氏)を受けたことをきっかけに「環境プランナー養成講座」を受講し、それによって本当の意味で環境に興味をもつようになったという三原紀久惠さん。それまでは、環境問題に対して漠然とした考えしか抱いていなかったもが、環境プランナー養成講座で、それぞれの分野の第一人者の講義を聞いてゆく中で、環境問題について深く考える必要性を痛感するようになった。

 「受講が終わったときには、環境問題について自分が”語り部“になっていかなければと思うようになりました。それに、環境プランナーの勉強をする人がもっと増えて、環境を考える仲間が多くなっていくことが望ましいと思います」

 さて、税理士・行政書士として仕事をしている三原さんだが、環境プランナーの資格を得たことによって、どのようなメリットを感じているのだろうか。

 「現在、環境会計の研究に取り組んでいますが、もっともメリットを感じている点は、自分が環境に対して考えていると宣言できること。これからは環境への知識・対応がますます重視されるようになるので、その点でもさらにメリットが出てくるでしょうし、仕事としてクライアントのお役に立つことができると確信しています」

 環境プランナーの資格は、その人が環境問題について幅広い知識を身につけていることを保証したものといえ、これから先、その価値の評価は高まると予想される。三原さんの活躍の場も広がっていくことだろう。

認知度を高めていきたい

中山弥香さん(東京大学秘書)

 中山弥香さんが環境について問題意識を抱き始めたのは、早くも小学生の頃だそうだ。

 「まだ環境問題という言葉が普及する途中の段階だったと思いますが、環境破壊による地球温暖化の話や、産業廃棄物、ゴミ処理問題について、国語の教科書で取り上げられていたんです。小学生ながら、それはかなり切実な問題だと感じました。その後高校の授業でも環境に関する評論などが扱われましたが、その頃にはすでに”環境を意識しないとね“程度の認識では遅く、いかに個々人の生活の中で具体的に環境問題に取り組んでいくかが焦点になっていました」

 その後も環境に問題意識をもち続けてきた中山さんは、現在、東京大学大学院環境学専攻における講義「環境プランニング」の諸事に携わり、実際に環境プランナーの資格も取得している。そこで知ったのは、自分が今までもっていた知識よりはるかに広範囲に環境問題が意識され、さまざまな試みがなされていること。環境プランナー養成講座は大変な刺激になったようだ。

 「環境プランナーはまだ始まったばかりの試みですが、この資格の認知度をあげていきたいと思う気持ちが高まりました。それには養成講座も含めた環境プランナーの質が、より向上していく必要があると思います。同時に自分自身の勉強不足も痛感しています」

 環境プランナーの資格は、これから先、社会にとっても自分の人生にとっても役に立つだろうと語る中山さん。そのためにも、これからもっと勉強してゆかねば、という思いを新たにしている。

資格を生かすシステムづくりが急務

 内田寿さん

(株式会社NTTデータ 総務部 環境保護推進室)

 急激な経済成長期にあり、パソコン部品工場の”掃除のおばさん“のボーナスが二〇ヶ月分も出ていた、七〜八年前の台湾。内田寿さんは当時仕事でしばしば台湾を訪れていたが、行くたびに、工場の乱立にともなう地盤沈下や水質の悪化、緑の減少が進んでいっているのを目の当たりにしたという。そのような中で、内田さんは環境問題の重要性を認識し始めた。

 環境保護推進室という部署に所属し、環境関連ではすでにISO14001審査員補の資格をもっている内田さんは、他社からの相談に応じるなど、その資格を役立てているという。環境プランナー養成講座を受講したのは、ISO14001審査員補の講習とは違う視点からの話が聞けるのではないかと感じたからだそうだが、認定試験に合格しながら、こちらのほうはまだ資格登録をしていない。

 「上司に相談したところ、環境プランナーにどのような社会的地位があるかなどがわからないので、登録は様子を見てからでよいのでは、と言われたんです。今はまだ社会的に環境プランナーの認知度が低いので、実際にどのように仕事に役立てられるのかは未知数といったところですね」

 そして、環境プランナー養成講座に望むこととして、「講義内容の面では、理想的、抽象的な内容のものが多かったので、ビオトープなど、もう少し身近な話が盛り込まれていればよかったと思います。また、環境プランナーを養成する具体的な目的や、資格登録のメリットなどがもう少しわかりやすければ――と常々考えています」。

 これから本格的に始動する「環境プランナー」。内田さんの指摘の通り、認知度を上げると同時に、資格を生かすシステムづくりをすることも重要な課題といえるだろう。

guidance for Environmental Planner

環境プランナー基礎コース

次回開催予定:2002年秋

問い合わせ先:

ネイチャーインタフェイス株式会社

〒100-0005 

東京都千代田区丸の内2-6-2

丸ノ内八重洲ビル527

TEL:03-5252-7382

FAX:03-5252-7386

e-mail:info@natureinterface.co.jp

NATUREINTERFACE.COM
ネイチャーインタフェイス株式会社 info@natureinterface.co.jp TEL:03-5222-3583
-- 当サイトの参照は無料ですが内容はフリーテキストではありません。無断コピー無断転載は違法行為となりますのでご注意ください
-- 無断コピー無断転載するのではなく当サイトをご参照いただくことは歓迎です。リンクなどで当サイトをご紹介いただけると幸いです
HTML by i16 2018/12/15