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NATURE INTERFACE No. 85

情報技術の発達による人間情報の深化


脳機能と人工知能研究の融合が進み、新しいサービスの開発も進んでいる。IoT で環境情報が取得しやすくなったが、脳科学と環境データ・行動データを加えて、ビッグデータではなくディープデータを取得して分析・解析を行うことが必須である。この分野の先駆けで、研究や社会応用を進めておられる萩原一平氏に解説頂く。次に、具体的に熟練者や過去の自分の運動データを保存し、今の自分の体に転写することで一時的・恒久的に運動能力を拡張する技術を、NTT 研究所の小池幸生氏に紹介して頂く。さらに、スタンフォード大学のシービンガー教授が提唱し、日米欧で研究が進んできたジェンダー分析による研究開発の進め方について佐々木成江氏に紹介頂く。



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詳細内容



巻頭言

・ポストコロナに向けた医療機器開発に関する一考察 --- 佐久間一郎

特集

情報技術の発達による人間情報の深化

・脳科学と人工知能の融合が拓く未来 --- 萩原一平
・運動能力拡張・支援に向けたサイバネティックス技術の取り組み --- 小池幸生
・ジェンダード・イノベーションズとは性差を意識した研究と技術開発にむけて --- 佐々木成江

WIN 定期講演会/人間情報学会講演会 案内と報告

WIN Column

・ウクライナのニュース映像を見てPTSDや鬱症状が増加 -- 吉田たかよし

AHI 企業セッション

・コクヨ株式会社「ハイブリッドワーク時代のオフィスを支えるロボット活用の可能性」 -- 坂口 綾華

・カディンチェ株式会社「観光体験用AR クラウドシステムの開発」 -- 青木崇行、坂村美奈

AHIコラム

・女子大学史上初の工学部と人間情報学会の深い縁 -- 才脇 直樹